※ピルは必ず医師による受診を受けてから服用するようにしましょう。

ピルの豆知識

超低用量ピルと低用量ピルの違いは?

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女性のなかにはピルのイメージを「副作用があるもの」だとか「乳がんの発生リスク」のあるものといったネガティブなイメージを持っている人もいるかもしれません。

これらのピルのイメージは、中容量ピルが主流の時代の話です。

現在は低用量ピルや超低用量ピルが主流になり、女性にとってもメリットの大きいものとして、ピルを服用する人も増えています。

なかでも低用量ピルと超低用量ピルにはどんな違いがあるのか気になっている人もいるのではないでしょうか。

低用量ピルとは?

低用量ピルが日本でも解禁されたのは1999年に入ってからです。

エストロゲンの保有量が0.03mg~0.04mgと中容量ピルよりは少なく、身体への副作用や負担を軽減すると考えられています。

ちなみに中容量ピルは0.05mg以上のエストロゲンを保有しています。

服用すると女性ホルモンが血液中を循環し、ホルモン量が十分な状態になります。

その結果、卵巣へ排卵を促す働きをしなくなり抑制されます。

低用量ピルは子宮内膜を薄くし、排卵がおきてしまったときにも受精しにくくし避妊効果を高めます。

ただし低用量ピルを服用すると、身体のなかのホルモンバランスが変わるので、マイナートラブルと呼ばれる副作用が起きてしまうこともあります。

例えば頭痛や身体の倦怠感、吐き気、乳房の張りなどが起こることも…。

服用しはじめて1~2ヶ月程度もすれば副作用も落ち着いてきます。

また、低用量ピルは1相性・2相性・3相性と分類されています。

1相性は21錠すべて同じピルが入っているものをいいます。

なかにはすべて同じ薬であっても2種類・3種類と分かれていてホルモン量を調整しているものもあります。

同一のホルモン量ではなく、量を段階的に変えていき、自然なホルモンバランスにする目的があります。

低用量ピルと一言でいってもこれだけの違いがあるので、自分にあったものを下がるのをおすすめします。

超低用量ピルとは?

超低用量ピルは2010年11月に日本でも解禁されました。

海外ではもともと販売されていたものですが、日本では解禁になったのが遅くそれまではインターネットなどで個人で購入している人がほとんどでした。

日本で発売された超低用量ピルは第4世代の「ヤーズ」になり、ピルのなかに含まれる女性ホルモンのエストロゲンの保有量が0.02mgと少ない特徴があります。

また、ピルのなかに含まれてる黄体ホルモンは「ドロスピレノン」と呼ばれる、低用量ピルとは全く異なるものを使っています。

超低用量ピルは今までのピルに比べて副作用が少ないといわれていますが、その理由にドロスピレノンが人間の身体で作られる黄体ホルモンに非常によく似ていることにあります。

今までの低用量ピルとは違い、服用時に副作用を感じにくく長期的に飲み続けたい女性にとってもメリットが多いのではないでしょうか。

超低用量ピルで副作用の下腹部痛や頭痛出たとしても、1~2週間もすれば症状が落ち着くことがほとんどです。

また、超低用量ピルは月経困難症と診断されると、保険が適用になり費用を抑えることもできます。

飲み方の違い

低用量ピルと超低用量ピルにはそれぞれ飲み方(服用方法)が違います。

1日1回1錠は変わりません。そのため低用量ピルから超低用量ピルに切り替えたときなど、注意が必要です。

低用量ピルは、月経1日目から飲み始め21日間低用量ピルを服用し7日間は休薬するか、もしくはプラセボと呼ばれる偽薬を飲み続けます。

それに対して超低用量ピルは24日間ピルを服用し、休薬を4日間飲む低用量ピルとは全く違ったサイクルで飲み続けます。

ただし25日以降に3日間連続して点状出血が認められた場合も休薬します。

超低用量ピルでも「ヤーズフレックス」は長期で服用することもできます。

例えば低用量ピルは1サイクルの日数が28日であるのに対して、超低用量ピルは最大で124日と長期間服用し続けることもできます。

そのため、ピルを服用したときの副作用も少なく飲み続けることができるのです。

また、自分である程度飲むサイクルを決めることもでき、服用中は月経が来るのを抑えられるので回数を調整することもできます。

低用量ピルと超低用量飲み忘れたときの違い

低用量ピルは、飲み忘れてしまったときに1日以内であれば気づいたタイミングで服用すれば、避妊効果は期待できます。

ただ超低用量ピルはもともと含まれている黄体ホルモンの量が少ないので、1日でも飲み忘れてしまうと排卵が起こってしまう危険性もあります。

毎日飲むことに抵抗があったり、つい忘れてしまいピルの効果が得られなくなってしまうリスクもあるのです。

超低用量ピルは毎日決まった時間に飲み続けられる人のほうがいいかもしれません。

まとめ

超低用量ピルと低用量ピルの違いについて説明しました。

それぞれ飲み方も違いますし、副作用の出方などの違いもあります。

自分にあった目的や飲み方など続けられそうなものを選ぶようにしてくださいね。