※ピルは必ず医師による受診を受けてから服用するようにしましょう。

ピル比較

マーベロンとヤーズの違いを比較!特徴やメリット・デメリットを解説!

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マーベロンとヤーズには、低用量ピルと超低用量ピルという決定的な違いがあります。この違いによって、効果や飲み方にも違いが生じるので、それを理解した上でどちらが自分に合っているか考えるのが大切です。

また、マーベロンとヤーズには第3世代・第4世代という違いがあります。第4世代には第1~3世代にはない特徴があるので、あわせて知っておきましょう。

Contents

マーベロン(低用量ピル)とヤーズ(超低用量ピル)の違い

ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンという、2種類の女性ホルモンが含まれています。そして、1錠あたりの卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール)の含有量によって高用量~超低用量ピルの4種類に分類されます

  • 高用量ピル:エチニルエストラジオールが0.05㎎より多い
  • 中用量ピル:エチニルエストラジオールが0.05㎎
  • 低用量ピル:エチニルエストラジオールが0.05㎎より少ない
  • 超低用量ピル:エチニルエストラジオールが0.03㎎より少ない

※すべて1錠中の含有量

このうち、マーベロンは低用量ピルにあたり、ヤーズは超低用量ピルにあたります。

マーベロンとヤーズの効果の違い

ピル服用の目的として、避妊対策考える女性は少なくありません。しかし、避妊のためにピルを服用するのであればヤーズは避けなければいけません。

なぜなら、超低用量ピルのヤーズは避妊目的で服用できない薬だからです。

「日本人における、避妊目的での有効性および安全性は確認されていない」ことは、医薬品医療機器総合機構によって正式に認められています。

ヤーズが効果を発揮するのは、生理前~生理開始とともに下腹部痛などの症状が現れる月経困難症のみです。

日本では、月経困難症の治療目的にヤーズを服用する際は保険適応があります。

一方で低用量ピルのマーベロンには、避妊効果が認められています

また、マーべロンに使用されている黄体ホルモン・デソゲストレルには、ニキビを改善する効果も期待できます。

さらに低用量ピルには、生理痛やPMS、生理不順の緩和、子宮内膜症の悪化予防などが期待できます。ただし、マーベロンは自由診療なので保険が適用されません。

マーベロンとヤーズの飲み方の違い

マーベロンもヤーズも、1日1回1錠を毎日一定の時刻に服用することは共通しています。しかし、服用期間と休薬期間に違いあるので注意が必要です。

低用量ピルのマーベロンは、21日間連続で服用し、7日間休薬する合計28日間のサイクルを繰り返します。

マーベロン28には、休薬期間を間違えてカウントしないよう、成分を含まないプラセボ錠がついています。マーベロン21は実薬のみです。

超低用量ピルのヤーズは、24日間連続で服用し、4日間休薬する合計28日間のサイクルを繰り返します。また、ヤーズには休薬期間に飲むプラセボ錠がありません。

一方で3相性のマーベロンは、女性ホルモンの配合比率によって実薬が3色に分かれます。トリキュラーは1週目が赤褐色糖衣錠、2週目は白色糖衣錠、3週目が淡黄褐色糖衣錠です。

また、トリキュラーのプラセボ錠は実薬の白色糖衣錠と比べてひと回り大きなサイズとなっています。

こうした見た目の変化をつけることで間違えを防いでいる点も、マーベロンとトリキュラーの違いのひとつです。

第4世代にあたるヤーズならではの特徴

ピルは4つの世代に黄体ホルモンの種類と開発順によって、分類されます。第1世代がもっとも歴史があり、第4世代は1番新しいタイプのピルとなります。

マーベロンは比較的新しい第3世代のピルです。第3世代のマーベロンは、第2世代で起こりやすかった食欲亢進や男性化症状を減らすというメリットがあります。

一方で、ヤーズは第4世代のピルです。第4世代には第1~3世代とは明らかな違いがあり、むくみにくさをもたらす抗ミネラルコルチコイド作用があります。

「ピルを飲むと太る」という話を耳にしたことがある女性は多いかと思いますが、体重が増える原因のひとつが、ピルを飲むことによるむくみです。

そのため、ヤーズはむくみで太るリスクが減らせるというメリットがあります。

ただし、マーベロンとヤーズには効能効果という決定的な違いがあるので、抗ミネラルコルチコイド作用はプラスアルファのメリットとして捉えると良いでしょう。

服用する目的に合わせて、どちらのピルを飲むか選ぶことが大切です。