※ピルは必ず医師による受診を受けてから服用するようにしましょう。

ヤスミン

ヤスミンはどんなピル?ヤスミンの副作用や特徴も紹介!

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低用量ピルとしても注目されている「ヤスミン」は、副作用が少なく飲みやすいピルとしても知られています。

ピルを飲みたいけど副作用が辛くなかなか続けられない人や、ピルのむくみなどの副作用が心配で服用できない人にもおすすめです。

低用量ピルヤスミンについてわかりやすく説明していきます。

Contents

ヤスミンとは

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ヤスミンの原産国はタイ、第4世代の低用量ピルです。細長い箱にオレンジや黄色、赤のデザインが特徴的な外箱をしています。

黄体ホルモンの「ドロスピレノン」と卵胞ホルモンの「エチニルエストラジオール」を含有したものです。超低用量ピルのヤーズと同じ有効成分を配合し、一定の成分をすべての錠剤に含むタイプのピルです。

1990年代にバイエル社が開発した低用量ピルで1999年に特許を取得しました。もともとのピルの多くは高用量のエストロゲンを含んだものが多く、副作用や血栓などの危険性もありました。

これらのリスクを避け副作用なく続けられるように誕生したのがヤスミンです。
世界を変えたピル”としても知られています。

ヤスミンは副作用が少ない?

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ヤスミンはドロスピレノンとエチニルエストラジオールの効果として、受精卵の着床を抑制したり、精子の子宮内進入抑制、排卵抑制などの作用により妊娠を防ぎます。避妊効果はもちろんのこと、生理痛の改善(PMSなど)、肌荒れ防止などの効果が期待できます。

ヤスミンの有効成分であるドロスピレノンは、利尿作用があるので「むくみを改善する」作用も期待できます。ピルを飲んで余計な水分が落ちる分、体重の増減が起こりにくいのもヤスミンの特徴です。

今まで別のピルを服用していて副作用が気になっていた人にとっても、ヤスミンは服用しやすいはずです。ヤスミンには弱い抗アンドロゲン作用や抗ミネラルコルチコイドなどの作用を持っているため、むくみだけでなくにきびや多毛などの副作用も起こりにくいとされています。

これらは男性ホルモンを抑える作用が強いピルだからこそで、ピルを飲み続ける上でも安心できる点といえるのではないでしょうか。

ただし副作用の少ないヤスミンでも、飲みはじめて1~2周期の間はマイナートラブルが起きてしまうこともあります。

吐き気や胸の張り、不正出血、下腹部痛、血液凝固検査異常などは服用中に徐々に収まってきますが、症状が続いてしまうときは、一度服用を止めて様子を見るようにしてくださいね。

また、35歳以上で1日15本以上の喫煙者や、高血圧、脂質代謝異常症、重度の精神疾患などがある場合は、ヤスミンを服用できません。他にも乳がん・子宮筋腫・血栓症の既往歴がある人や、極度の肥満などは事前に相談してくださいね。

ヤスミンの服用方法

ヤスミンは1箱21錠入りの1相性のものになりいたってシンプルな服用方法になります。他のピルのように、ピルとプラセボがついているタイプのピルではないので、初心者でも飲みやすいと好評です。

プラセボがついている28錠タイプはピルとしての服用期間と、休薬期間も続けることによって薬を飲む癖をつけるように工夫されたものです。でもプラセボの期間中のみ忘れてしまったり、休みの期間がないことに続けにくいと感じる人もいます。

ヤスミンは生理初日から飲みはじめて毎日同じ時間に1錠を服用するだけです。服用をはじめて22日目には生理が来るので、毎月7日間はヤスミンの服用を止めこれを繰り返していきます。29日目からは新しいシートを服用します(※ただしこれは米国での用法・用量になりますので、事前に医師の相談を受けること)

 

まとめ

ヤスミンは低用量ピルですが、気になる副作用も少なく続けやすいと好評です。ピル=太ると思っている女性も多いのですが、利尿作用がある分なかには体重が落ちたと感じている人もいるようです。

ピルを飲んで避妊効果も期待でき、肌荒れが改善したり生理痛の症状が緩和されるなんて嬉しいですよね!ヤスミンは、今までピルの副作用に悩まされていた人にもおすすめできるピルです。是非試してみてくださいね。