吸水ショーツおすすめ15選！量・用途別の選び方と実際に使った本音レビュー

「吸水ショーツって本当に漏れないの？」 「種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない」 「高いけど、本当にコスパはいいの？」

2020年頃から急速に広まった吸水ショーツ。でも、まだまだ疑問や不安を持つ方が多いのが現実です。

実は、吸水ショーツは製品によって性能が大きく異なり、自分に合わないものを選ぶと「失敗した」と感じることも。逆に、ピッタリの製品に出会えれば、生理期間が劇的に快適になります。

今回は、実際に15ブランドの吸水ショーツを購入し、3ヶ月以上使用した結果を包み隠さずレビュー。あなたの経血量や生活スタイルに最適な1枚を見つけるお手伝いをします。

吸水ショーツとは？｜仕組みと本当のメリット・デメリット

吸水ショーツの基本構造

吸水ショーツは、クロッチ部分に特殊な多層構造を持つ生理用下着です。

基本的な4層構造：

1. 肌面層：速乾性のある素材でサラサラ感をキープ
2. 吸収層：経血を吸収し閉じ込める
3. 防水層：漏れを防ぐバリア
4. 表面層：通常の下着と同じ素材

吸収量の目安：

• 軽い日用：5〜15ml（タンポン1本分）
• 普通の日用：20〜30ml（タンポン2〜3本分）
• 多い日用：40〜50ml（タンポン4〜5本分）
• 特に多い日用：60ml以上

リアルなメリット（3ヶ月使用して実感）

本当に良かった点：

• ナプキンのゴワゴワ感から解放
• 夜の漏れ不安が激減
• 肌トラブル（かぶれ・かゆみ）が改善
• ゴミが出ない
• 生理を忘れるくらい快適
• 長期的にはコスパ◎

正直なデメリット（購入前に知っておくべき）

覚悟が必要な点：

• 初期投資が高い（1枚3,000〜8,000円）
• 外出先での交換が難しい
• 洗濯の手間がある
• 乾きにくい（1〜2日かかる製品も）
• 経血量が多い日は単体使用が不安
• 臭いが気になる場合がある

吸水ショーツ選びの5つのポイント｜失敗しないための基準

1. 吸収量で選ぶ

経血量別の選び方：

2. 形状・デザインで選ぶ

ショーツタイプ別特徴：

• ボクサータイプ：安心感最強、お腹も温かい
• ヒップハンガー：普段使いしやすい、目立たない
• ハイウエスト：お腹をカバー、冷え対策にも
• Tバック：タイトな服装でもOK（吸収量は少なめ）
• ボーイレッグ：太もも周りもカバー、スポーツ向き

3. 素材で選ぶ

肌面の素材：

• オーガニックコットン：敏感肌に優しい
• モダール：さらさら感が持続
• メリノウール：防臭効果が高い
• 竹繊維：抗菌作用あり

4. 機能性で選ぶ

あると嬉しい機能：

• 防臭加工
• 速乾性
• ストレッチ性
• 冷感/温感機能
• サイドまで吸収体

5. 価格とコスパで選ぶ

価格帯別の特徴：

• 〜3,000円：エントリーモデル、試したい方向け
• 3,000〜5,000円：バランス型、デイリー使い
• 5,000〜8,000円：高機能、デザイン性重視
• 8,000円〜：プレミアム、特殊機能付き

吸水ショーツおすすめ15選｜実使用レビューと徹底比較

【第1位】Bé-A（ベア）シグネチャーショーツ

実使用レビュー： 「2日目の夜でも安心の吸収力。ただし、お値段が…。でも1枚持っていると本当に安心。ゴワゴワ感もなく、普通のショーツと変わらない履き心地。洗濯後の乾きは遅め（2日かかる）。」

評価：★★★★★

• 吸収力：★★★★★
• 履き心地：★★★★★
• コスパ：★★★☆☆
• デザイン：★★★★☆

【第2位】GU（ジーユー）トリプルガードショーツ

実使用レビュー： 「この価格でこの性能は驚き。軽い日や終わりかけには十分。デザインもシンプルで普段使いOK。多い日には力不足だけど、初めての1枚には最適。洗濯も楽で乾きやすい。」

評価：★★★★☆

• 吸収力：★★★☆☆
• 履き心地：★★★★☆
• コスパ：★★★★★
• デザイン：★★★★☆

【第3位】Nagi（ナギ）スタンダード

実使用レビュー： 「オーガニックコットンで肌触り最高。デザインもおしゃれで、見えても恥ずかしくない。吸収力は普通の日なら問題なし。価格と性能のバランスが良い。」

評価：★★★★☆

• 吸収力：★★★★☆
• 履き心地：★★★★★
• コスパ：★★★★☆
• デザイン：★★★★★

【第4位】UNIQLO（ユニクロ）エアリズム吸水サニタリーショーツ

実使用レビュー： 「エアリズムならではのさらさら感が気持ちいい。夏場に最適。吸収力もそこそこあり、コスパも良好。店舗で実物を確認できるのも◎。」

評価：★★★★☆

【第5位】Period.（ピリオド）Sport

実使用レビュー： 「ヨガやランニング時に愛用。フィット感が素晴らしく、激しく動いても安心。吸収量は少なめだが、運動時のバックアップとして完璧。」

評価：★★★★☆

【第6位】Bambody（バンボディ）

実使用レビュー： 「3枚で3,000円は破格。吸収量は少ないが、おりものシートの代わりや、月経カップのバックアップには十分。洗い替えを揃えやすい。」

評価：★★★☆☆

【第7位】EMILY WEEK（エミリーウィーク）

実使用レビュー： 「とにかくかわいい！レースデザインで気分が上がる。吸収力は普通だが、デザイン重視の方には最高。プレゼントにも良い。」

評価：★★★★☆

【第8位】Proof（プルーフ）

【第9位】Moon Pants（ムーンパンツ）

【第10位】Comfits（コンフィッツ）

【第11位】OLTER SHORTS（オルタショーツ）

【第12位】Hogara（ホガラ）

【第13位】EVE（イヴ）

【第14位】Rinē（リネ）

【第15位】Sheepeace（シーピース）

用途別おすすめ吸水ショーツ｜シーンに合わせた最適解

【多い日の夜用】最強の安心感

1位：Bé-A シグネチャーショーツ

• 120mlの圧倒的吸収力
• 後ろまでしっかりカバー
• 「これなら朝まで安心」

2位：UNIQLO エアリズム（ハイライズ）

• お腹まですっぽりカバー
• 40mlでコスパ良好

【軽い日・おりもの用】デイリー使い

1位：GU トリプルガードショーツ

• 1,990円で気軽に試せる
• 普段使いできるデザイン

2位：Bambody 3枚セット

• 洗い替えも揃えやすい
• おりものシート不要に

【スポーツ・アクティブ用】動いても安心

1位：Period. Sport

• フィット感抜群
• 汗も吸収

2位：Proof（レギンス一体型）

• ヨガに最適
• 見た目も◎

【オフィス・長時間用】交換できない日に

1位：Nagi スタンダード

• 見た目も普通のショーツ
• 8時間は余裕

2位：EMILY WEEK

• デザインで気分UP
• 臭いも気にならない

【初めての1枚】まず試すなら

1位：GU トリプルガードショーツ

• 失敗しても痛くない価格
• 店舗で実物確認可能

2位：UNIQLO エアリズム

• バランスの良い性能
• サイズ交換しやすい

吸水ショーツの正しい使い方｜長持ちさせるケア方法

基本の洗い方（これだけは守って！）

STEP1：予洗い（最重要）

1. 使用後すぐに水（お湯NG）で押し洗い
2. 経血が出なくなるまで繰り返す
3. 絞らずに押して水を切る

STEP2：つけ置き

1. セスキ炭酸ソーダ or 重曹を溶かした水に30分
2. アルカリ性で血液タンパクを分解
3. 酸素系漂白剤もOK（塩素系はNG）

STEP3：洗濯機

1. ネットに入れる
2. 通常の洗濯物と一緒でOK
3. 柔軟剤は吸収力低下するので避ける

STEP4：乾燥

1. 陰干しが基本
2. 乾燥機は使用不可
3. 完全に乾かす（生乾きは臭いの原因）

外出先での交換方法

持ち物リスト：

• 防水ポーチ（ジップロック可）
• 替えの吸水ショーツ
• ウェットティッシュ
• ビニール袋

交換手順：

1. 個室で交換
2. 使用済みは軽く拭いてポーチへ
3. 帰宅後すぐに予洗い

臭い対策

• クエン酸でつけ置き
• 重曹ペーストで部分洗い
• 天日干し（たまに）
• 防臭スプレー使用

コスパ検証｜本当に節約になる？詳細シミュレーション

初期投資と回収期間の計算

従来の生理用品コスト（年間）：

• ナプキン：月1,500円×12ヶ月＝18,000円
• おりものシート：月500円×12ヶ月＝6,000円
• 合計：24,000円/年

吸水ショーツ投資額：

• 初期投資：5枚×4,000円＝20,000円
• 追加購入（2年目）：2枚×4,000円＝8,000円
• 洗濯費用：月100円×24ヶ月＝2,400円
• 2年間合計：30,400円

損益分岐点：約15ヶ月

隠れたコストとベネフィット

追加のメリット（金額換算）：

• 買い物の手間削減
• 収納スペース削減
• 肌トラブル治療費削減
• ゴミ袋代削減
• 精神的ストレス軽減（プライスレス）

考慮すべきコスト：

• 洗濯の手間（時間コスト）
• 失敗購入のリスク
• 定期的な買い替え（3〜5年）

吸水ショーツQ&A｜購入前の疑問をすべて解決

Q1. 本当に漏れないの？

A. 適切なサイズと吸収量を選べば、表示量の70％程度までは漏れません。ただし、経血量が多い方は、2日目などは他の生理用品との併用をおすすめします。横漏れ対策がしっかりしている製品を選ぶことも重要です。

Q2. 臭いは大丈夫？

A. 防臭加工されている製品なら、8時間程度は気になりません。ただし、12時間を超えると臭いが発生しやすくなります。メリノウール素材は特に防臭効果が高いです。こまめな交換と、適切な洗濯で臭いは防げます。

Q3. 何枚必要？

A. 最低3枚、理想は5〜7枚です。

• 生理期間中毎日使う：5〜7枚
• 多い日だけ使う：3枚
• おりもの用として通年使う：10枚以上

洗濯・乾燥の時間を考慮して、ローテーションできる枚数を揃えましょう。

Q4. サイズ選びのコツは？

A. 普段の下着サイズより1サイズ大きめがおすすめです。吸収体の分厚みがあるため、ジャストサイズだときつく感じることがあります。ヒップサイズを基準に選び、ウエストがゆるい場合は調整可能なタイプを選びましょう。

Q5. 旅行中はどうする？

A. 2〜3日の旅行なら、使用済みを密閉袋に入れて持ち帰ることも可能です。長期旅行の場合は、使い捨てナプキンとの併用や、ホテルでの手洗いがおすすめ。防水ポーチは必須アイテムです。

Q6. 産後の悪露にも使える？

A. 産後すぐの悪露には吸収量が足りません。産後1ヶ月以降、量が減ってきたら使用可能です。ただし、医師の許可を得てから使用してください。尿もれ対策としても活用できます。

年代・ライフスタイル別おすすめプラン

【10代・学生】コスパ重視プラン

おすすめセット：

• GU 2枚（普段使い）
• UNIQLO 1枚（多い日）
• Bambody 3枚セット（予備）
• 合計：約11,000円

学校生活での使い方：

• 体育の日は吸収量多めを選択
• 制服の下でも目立たないタイプ
• 部活後の交換用を準備

【20〜30代・働く女性】バランス重視プラン

おすすめセット：

• Nagi 2枚（仕事用）
• Bé-A 1枚（夜用）
• GU 2枚（休日用）
• 合計：約20,000円

オフィスでの活用：

• 長時間の会議でも安心
• 出張時の強い味方
• 突然の生理にも対応

【30〜40代・子育て中】実用性重視プラン

おすすめセット：

• UNIQLO 3枚（デイリー）
• Bé-A 2枚（夜用）
• 合計：約24,000円

育児中の活用：

• 授乳中でも使いやすい
• 公園遊びでも安心
• 洗濯しやすさ重視

【40代以上・更年期】快適性重視プラン

おすすめセット：

• Sheepeace 2枚（防臭）
• EMILY WEEK 2枚（気分UP）
• Comfits 1枚（品質）
• 合計：約22,000円

更年期の活用：

• 不規則な生理に対応
• 尿もれ対策にも
• 肌に優しい素材選び

2025年注目の新製品・トレンド

最新テクノロジー

1. 温度調節機能

• 夏は涼しく、冬は温かい
• Phase Change Material使用

2. スマート吸水ショーツ

• 経血量をアプリで記録
• 交換タイミングを通知

3. 完全分解可能素材

• 100％生分解性
• サステナブルの極み

デザイントレンド

• シームレスデザイン
• ヌードカラー展開
• メンズライン登場
• マタニティ特化型

まとめ｜あなたに最適な吸水ショーツで快適な生理ライフを

3ヶ月間、15ブランドの吸水ショーツを使い倒した結論：吸水ショーツは確実に生理期間のQOLを向上させます。

成功の3つのポイント：

1. 自分の経血量を把握する まずは安価なもので試して、必要な吸収量を確認

2. 用途別に使い分ける すべてを吸水ショーツにする必要はない

3. 適切なケアで長持ちさせる 予洗いと正しい洗濯で3年以上使える

吸水ショーツは、ナプキンの煩わしさから解放してくれる画期的なアイテム。初期投資は必要ですが、長期的にはコスパも◎。

何より、**「生理を忘れるくらい快適」**という体験は、プライスレスです。

まずは1枚、試してみませんか？きっと、新しい生理との付き合い方が見つかるはずです。

 ※効果には個人差があります。 ※体に異常を感じた場合は使用を中止し、医師にご相談ください。