40代からの低用量ピルはオンライン処方が便利！血栓症リスクとメリット、おすすめクリニックを解説

【日本産科婦人科学会のガイドライン】
・35歳以上の喫煙者：原則として処方不可（禁忌）
・40歳以上の非喫煙者：慎重投与
・45歳以上：個別にリスク評価が必要
・50歳以上：原則として処方しない

※ただし、個人の健康状態により判断は異なります

医師からのアドバイス：
「40代でのピル服用は『絶対ダメ』ではありません。喫煙していない、血圧が正常、BMIが適正など、リスク因子がない方なら安全に服用できることが多いです。大切なのは、定期的な健康チェックと医師との相談です」

【40代のピル服用理由TOP5】
1. 月経不順の改善（約35％）
プレ更年期による周期の乱れ

2. 過多月経の治療（約25％）
子宮筋腫などによる経血量増加

3. PMS/PMDD症状の緩和（約20％）
年齢とともに症状が重くなる傾向

4. 更年期症状の予防・緩和（約15％）
ホルモンバランスの安定化

5. 避妊目的（約5％）
予期せぬ妊娠の回避

【年齢別血栓症発症率（10万人あたり年間）】

■ピルを服用していない場合
・20代：1〜5人
・30代：5〜10人
・40代前半：10〜15人
・40代後半：15〜20人

■低用量ピル服用中
・20代：3〜9人
・30代：8〜15人
・40代前半：15〜25人
・40代後半：25〜35人

※妊娠中：40〜65人（参考）

【リスク因子チェックリスト】
□ 喫煙（特に1日15本以上）
□ 肥満（BMI30以上）
□ 高血圧（140/90mmHg以上）
□ 糖尿病
□ 片頭痛（前兆あり）
□ 血栓症の既往歴・家族歴
□ 長期臥床（手術後など）
□ 脂質異常症

※2つ以上該当する場合は慎重な検討が必要

【ACHES（エイチス）を覚えておこう】
Abdominal pain：激しい腹痛
Chest pain：胸の痛み、息苦しさ
Headache：激しい頭痛、めまい
Eye problems：視覚障害、かすみ目
Severe leg pain：ふくらはぎの痛み・腫れ

これらの症状が現れたら、すぐに医療機関を受診してください。

【改善が期待できる症状】
・ホットフラッシュ（のぼせ、ほてり）
・不規則な月経周期
・気分の変動、イライラ
・不眠、睡眠の質の低下
・関節痛、筋肉痛
・肌の乾燥、髪のパサつき
・性交痛（膣の乾燥）

医師からのアドバイス：
「低用量ピルは子宮内膜の増殖を抑制するため、経血量を約30〜50％減少させる効果があります。貧血の改善にもつながり、40代女性のQOL向上に大きく貢献します」

【がんリスクへの影響】
リスクが低下するがん：
・卵巣がん：約40〜50％低下
・子宮体がん：約50％低下
・大腸がん：約20％低下

注意が必要：
・乳がん：わずかにリスク上昇の可能性
・子宮頸がん：長期服用で若干のリスク上昇

※定期的な検診が重要です

【40代におすすめのピル】

■超低用量ピル（エストロゲン20μg）
・ルナベルULD
・フリウェルULD
・ヤーズ、ヤーズフレックス

メリット：
・血栓症リスクが比較的低い
・副作用が少ない
・月経困難症の保険適用あり

■低用量ピル（エストロゲン30〜35μg）
・マーベロン
・トリキュラー
・アンジュ

※医師と相談の上、個人に合ったものを選択

【スマルナの40代向けサービス】
診察時間：24時間受付
料金：
・診察料：1,500円
・低用量ピル：2,380円〜/月
・超低用量ピル：3,800円〜/月
特徴：
・更年期相談も可能
・血液検査キットの取り扱いあり
・薬剤師への無料相談
・定期的な健康チェックのリマインド機能

【クリニックフォアの40代向けサービス】
診察時間：9:00〜20:30
料金：
・診察料：1,650円
・低用量ピル：2,783円〜/月
・血液検査：5,500円（オプション）
特徴：
・内科的な相談も可能
・健康診断結果を踏まえた処方
・実店舗での検査も選択可能

【エニピルの40代向けサービス】
診察時間：24時間365日
料金：
・診察料：2,200円
・低用量ピル：2,563円〜/月
・配送：最短翌日
特徴：
・深夜早朝でも診察可能
・LINEで手軽に相談
・後払い対応
・定期便で割引あり

【ルナルナおくすり便の40代向けサービス】
診察時間：9:00〜21:00
料金：
・診察料：1,500円
・低用量ピル：1,898円〜/月
特徴：
・長年の生理データから最適な提案
・更年期への移行期もサポート
・体調変化の記録と分析

【メデリピルの40代向けサービス】
診察時間：10:00〜23:00
料金：
・診察料：無料
・低用量ピル：2,970円〜/月
・初月ピル代無料
特徴：
・産婦人科医による診察
・継続しやすい価格設定
・LINE完結で簡単

【推奨される事前検査】
必須：
✓ 血圧測定
✓ BMI測定
✓ 問診（既往歴、家族歴）

推奨：
✓ 血液検査（肝機能、脂質）
✓ 子宮頸がん検診
✓ 乳がん検診（マンモグラフィ）
✓ 血糖値検査

【定期検査の目安】
■3ヶ月ごと
・血圧測定
・副作用チェック
・服薬状況の確認

■6ヶ月ごと
・血液検査（肝機能、脂質）
・体重測定

■1年ごと
・子宮頸がん検診
・乳がん検診
・総合的な健康診断

医師からのアドバイス：
「40代のピル服用では、定期的な検査が特に重要です。オンライン診療を利用している場合でも、年1回は対面での健康診断を受けることをおすすめします。検査結果をオンライン診療医と共有することで、より安全な服薬管理が可能になります」

【40代のピル服用者が心がけること】
✓ 禁煙（必須）
✓ 適正体重の維持（BMI25未満）
✓ 定期的な運動（週150分以上）
✓ バランスの良い食事
✓ 十分な水分摂取（1日1.5L以上）
✓ ストレス管理
✓ 十分な睡眠（7時間以上）
✓ アルコールは適量に

医師からのアドバイス：
「40代のピル服用では、些細な体調変化も見逃さないことが大切です。『この程度なら大丈夫』と自己判断せず、気になることは遠慮なく相談してください。オンライン診療なら、気軽に相談できるのがメリットです」

【40代のピル服用まとめ】

■メリット
✓ 月経トラブルの改善
✓ 更年期症状の緩和
✓ がんリスクの低下（卵巣・子宮体がん）
✓ QOLの向上

■注意点
✓ 血栓症リスクの評価
✓ 定期的な健康チェック
✓ 禁煙は必須
✓ 医師との密な連携

【おすすめクリニック選び】
健康管理重視：スマルナ（検査キット有）
24時間対応：エニピル
コスパ重視：ルナルナおくすり便
総合的ケア：クリニックフォア