「横浜駅直結で、仕事帰りにピルを処方してくれるクリニックは?」「横浜市に住んでいるけど、土日や祝日に安心して相談できる婦人科が知りたい」
JR、東急、京急、相鉄、市営地下鉄など、多くの路線が乗り入れる巨大ターミナル駅、横浜。駅周辺にはルミネやジョイナス、高島屋などの商業施設が集まり、ショッピングや食事に便利な一方で、自分に合ったかかりつけ婦人科を見つけるのは一苦労かもしれません。
ピルは、確実な避妊だけでなく、月経周期を整えてプライベートの予定を立てやすくしたり、PMS(月経前症候群)によるイライラや気分の落ち込みを緩和したりと、QOL(生活の質)を大きく向上させてくれる、現代女性の心強い味方です。
とはいえ、「クリニックに通う時間を確保するのが難しい」「まずは専門医にオンラインで気軽に相談してみたい」という方には、場所や時間を選ばないオンライン診療がおすすめです。
特に、多くの女性が利用する健康情報サービス「ルナルナ」が提供する「ルナルナ おくすり便」は、スマホ一つで産婦人科医の診察から決済、ピルの郵送まで完結する手軽さが人気です。通院の手間を省き、プライバシーを守りながら、安心してピルを始めることができます。

特徴 | 多くの女性が利用する体調管理アプリ「ルナルナ」が提供するオンラインピル処方サービス。スマホ一つで産婦人科医の診察から決済、ピルの受け取りまで完結する手軽さと安心感が魅力です。 |
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料金プラン | 診察料は1,500円(税込)。低用量ピルは毎月自動で届く「定期便」がおすすめで、月々2,937円~(税込・送料込)で始められます。定期便なら送料がずっと無料なので、お得に継続できます。 |
手軽さ・利便性 | 通院時間や交通費、クリニックでの待ち時間が一切かかりません。予約からビデオ通話による診察、決済まで全てWeb上で完結するため、仕事や学業で忙しい方でも無理なく利用できます。 |
この記事では、横浜エリアとその周辺でピル処方が可能なクリニックを徹底リサーチ。「駅直結の利便性」「土日祝・夜間診療」「女性医師の在籍」「オンライン対応」など、様々な角度から比較し、あなたのライフスタイルに寄り添うクリニック選びをサポートします。
横浜で自分に合うピル処方クリニックを見つける4つの視点
多くの人が行き交う横浜だからこそ、自分に合ったクリニック選びが重要です。後悔しないための4つのチェックポイントをご紹介します。
視点1:アクセス|「駅直結」と「利用出口」で選ぶ
横浜駅は、ジョイナスや相鉄口がある「西口」と、そごうやルミネ、ポルタ地下街が広がる「東口」で、人の流れが大きく分かれます。「自分がよく利用するのはどちらの出口か」「駅直結で雨に濡れずに通えるか」を基準に選ぶと、通院のハードルがぐっと下がります。
チェック項目
- 駅直結の利便性
- 横浜駅は駅ビルや地下街が発達しています。エキニア横浜など、駅直結のビル内にあるクリニックは、天候を気にせず通える最高の選択肢です。
- 西口か東口か
- ご自身の通勤・通学ルートや、よく利用する商業施設がある側のクリニックを選ぶと、無駄な移動時間を削減できます。
視点2:診療時間|「土日祝・夜間診療」で選ぶ
「平日は仕事で絶対に無理!」「仕事帰りに寄りたい」という方にとって、診療時間の柔軟性はクリニック選びの生命線です。横浜エリアには、そのニーズに応えるクリニックが充実しています。
チェック項目
- 土日祝の診療対応
- 横浜エリアの大きな特徴として、土日祝日も診療しているクリニックが複数あります。平日に休みが取りにくい方や、休日にゆっくり相談したい方には必須の条件です。
- 夜間診療の有無
- 「19時以降」、中には「20時まで」診療しているクリニックもあります。仕事終わりの時間を有効活用したい方は、最終受付時間まで確認しましょう。
体験談・口コミ
「土日も夜までやっているクリニックなので、休日の予定に合わせて予約できるのが嬉しいです。平日は仕事でクタクタなので、週末にゆっくり相談できるのは本当に助かります。」(30代・会社員)
視点3:相談のしやすさ|「女性医師」や「処方方針」で選ぶ
安心して心と体のことを任せられるかどうかは、医師との相性やクリニックの専門性にかかっています。
参考データ:横浜エリアのクリニック傾向
横浜エリアは、「女性医師が多数在籍」するクリニックや、「女性院長」のクリニックが非常に多く、女性が安心して相談できる環境が整っています。また、一度に複数シートをまとめて処方してくれるクリニックもあり、通院回数を減らしたい方のニーズにも応えています。
チェック項目
- 女性医師の在籍状況
- 公式サイトの医師紹介ページで、女性医師がいるかを確認しましょう。「女性医師で安心」といった口コミも重要な判断材料です。
- 処方方針
- 通院の手間を減らしたい方は、「最大6シートまで同時処方可能」など、まとめて処方してくれるクリニックを選ぶと良いでしょう。
視点4:利便性|「オンライン診療」や「予約方法」で選ぶ
現代のライフスタイルに合わせ、通院の利便性を高めるサービスが導入されているかも重要なチェックポイントです。
チェック項目
- オンライン診療への対応
- 定期的なピルの処方であれば、2回目以降はオンライン診療に切り替えることで、時間と交通費を大幅に節約できます。
- WEB・LINE予約
- 電話が苦手な方や、診療時間外に予約を取りたい方にとって、24時間受付のWEB予約やLINE予約システムは必須の機能と言えるでしょう。
セルフケアメモ
ピルを服用する際は、自分の月経周期や体調の変化を記録しておくと、診察がスムーズに進みます。最近は便利なアプリも多いので、自分に合った方法でセルフモニタリングを習慣づけましょう。
横浜エリアでピル処方できるおすすめクリニック10選
それでは、横浜駅周辺と、アクセスしやすい近隣エリアでピル処方に対応しているおすすめのクリニックをご紹介します。
※料金や診療時間は変更される場合があります。受診前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
横浜駅周辺エリア
1. ルナレディースクリニック横浜駅前院
おすすめポイント
- 横浜駅西口直結!エキニア横浜内で雨の日もアクセス楽々
- 年中無休で夜20時まで診療、どんなライフスタイルにもフィット
- 女性医師が在籍し、安心して相談できる環境
- WEB・電話での予約に対応
「利便性」と「安心感」を最高レベルで両立したクリニック。横浜駅西口直結という抜群のアクセスに加え、年中無休で夜20時までという圧倒的な診療体制が魅力です。女性医師が在籍しており、丁寧な説明が口コミでも高評価。「いつでも開いている」という安心感は、忙しい女性にとって何よりの味方です。
ピル料金の目安
- 低用量ピル:2,750円~/1シート
- アフターピル:8,800円~
クリニック基本情報
項目 | 詳細 |
診療時間 | 月~日 10:00~14:00 / 15:30~20:00 |
休診日 | なし |
住所 | 神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 エキニア横浜7F |
アクセス | JR横浜駅西口 徒歩2分(駅直結) |
電話番号 | 045-594-9477 |
公式サイト | https://luna-dr.com/yokohama/ |
2. まりこレディースクリニック横浜
おすすめポイント
- 横浜駅から徒歩5分、女性院長による親身な診療
- オンライン予約対応で、待ち時間を短縮
- 月経移動ピルの相談にも丁寧に対応
- 「予約が簡単」「説明が親身」と口コミで評判
女性院長ならではの、きめ細やかで親身な診療が人気のクリニック。横浜駅西口から徒歩5分とアクセスも良好です。オンライン予約システムが導入されており、スマホで簡単に予約が取れる手軽さが魅力。旅行やイベントに合わせた月経移動の相談にも丁寧に乗ってくれるなど、女性のライフスタイルに寄り添う姿勢が多くの患者さんから支持されています。
ピル料金の目安
- 低用量ピル:2,750円~/1シート
- アフターピル:11,000円~
クリニック基本情報
項目 | 詳細 |
診療時間 | 月火水金土 9:00~14:00 月火水金 15:00~18:00 |
休診日 | 木曜、日曜、祝日 |
住所 | 神奈川県横浜市西区南幸2-18-1 TSUTSUI横浜ビル6F |
アクセス | JR横浜駅 徒歩5分 |
電話番号 | 045-594-9470 |
公式サイト | https://www.mariko.clinic |
3. 的野ウィメンズクリニック
おすすめポイント
- 横浜駅から徒歩5分、通いやすい立地
- 最大6シートまで同時処方可能で、通院回数を減らせる
- 女性医師が在籍し、相談しやすい環境
- 保険適用のピル(LEP)から自費のピル(OC)まで幅広く対応
「通院の手間をできるだけ省きたい」という方に最適なクリニック。低用量ピルを一度に最大6ヶ月分までまとめて処方してくれるため、頻繁に通院する必要がありません。女性医師が在籍しており、保険診療から自費診療まで、一人ひとりの状況に合わせた最適なピルを提案してくれます。「相談しやすい」との口コミも多く、かかりつけ医として長く付き合えるクリニックです。
ピル料金の目安
- 低用量ピル:2,750円~/1シート
- アフターピル:13,200円~
クリニック基本情報
項目 | 詳細 |
診療時間 | 公式サイトにて要確認 |
休診日 | 公式サイトにて要確認 |
住所 | 神奈川県横浜市西区北幸2-4-5 |
アクセス | JR横浜駅 徒歩5分 |
電話番号 | 045-316-6003 |
公式サイト | https://www.matono-womens.com/syohou |
4. 田渕レディースクリニック
おすすめポイント
- 横浜駅から徒歩4分、平日は夜19時まで診療
- 女性医師による、婦人科専門の丁寧な診察
- 診察が丁寧で、安心して相談できると評判
- 落ち着いた雰囲気でリラックスできる
横浜駅西口のヨドバシカメラ近くにある、婦人科専門のクリニック。院長である女性医師が、一人ひとりの患者さんとじっくり向き合う、丁寧な診察スタイルが特徴です。「診察が丁寧で安心できる」との口コミが多く、初めて婦人科を受診する方や、不安なことをしっかり相談したい方におすすめ。平日は19時まで診療しており、仕事帰りにも通いやすいクリニックです。
ピル料金の目安
- 低用量ピル:2,750円~/1シート
クリニック基本情報
項目 | 詳細 |
診療時間 | 月火木金 9:00~12:30 / 15:00~19:00 土 9:00~15:00 |
休診日 | 水曜、日曜、祝日 |
住所 | 神奈川県横浜市西区北幸1-2-13 横浜西共同ビル3F |
アクセス | JR横浜駅 徒歩4分 |
電話番号 | 045-316-2292 |
公式サイト | https://www.tabuchi-lc.com |
5. 聖マリアクリニック横浜ステーション
おすすめポイント
- 横浜駅東口から徒歩3分、土日も診療
- 女性医師が在籍し、安心して相談できる
- 予約制で待ち時間が少なく、計画的な通院が可能
- 説明が分かりやすいと評判
横浜駅東口、ポルタ地下街からアクセス可能な便利なクリニック。土日も診療しているため、平日は忙しいという方に最適です。女性医師が在籍しており、予約制で待ち時間が少ないのも嬉しいポイント。「説明が分かりやすい」との口コミも多く、安心して質の高い医療サービスを受けたい方におすすめです。
ピル料金の目安
- 公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
クリニック基本情報
項目 | 詳細 |
診療時間 | 月~土 10:00~13:30 / 15:30~19:00 日 9:00~12:00 |
休診日 | 祝日 |
住所 | 神奈川県横浜市西区高島2-3-19 高島ビル8F |
アクセス | JR横浜駅東口 徒歩3分 |
電話番号 | 045-453-3333 |
公式サイト | https://www.st-maria.jp/yokohama-station/ |
6. ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ
おすすめポイント
- 横浜駅きた東口から徒歩7分、ベイクォーター近く
- 婦人科全般をカバーする高い専門性
- WEB予約可能で、スタッフの親切な対応が評判
- 快適で洗練された院内環境
横浜ベイクォーターに隣接する、ポートサイドエリアにあるクリニック。婦人科疾患全般を高いレベルで診療しており、ピル処方においても専門的なアドバイスが受けられます。ホテルのような快適な院内と、スタッフの親切な対応が口コミで高く評価されており、リラックスして上質な医療サービスを受けたい方におすすめです。
ピル料金の目安
- 公式サイトに記載なし(要問い合わせ)
クリニック基本情報
項目 | 詳細 |
診療時間 | 平日 9:30~12:30 / 14:30~18:30 土曜 9:30~12:30 |
休診日 | 日曜、祝日 |
住所 | 神奈川県横浜市神奈川区金港町6-18 |
アクセス | JR横浜駅きた東口 徒歩7分 |
電話番号 | 045-440-5577 |
公式サイト | https://www.vivalita.com |
情報要確認・近隣エリアのクリニック
以下は、ピル処方の実績があり評判の良いクリニックですが、最新の診療時間や料金は公式サイト等で直接ご確認ください。
7. 関内レディスクリニック
横浜からJRで2駅の関内駅前にあるクリニック。女性医師が在籍し、ピルの即日処方に対応しています。美容系の診療も併設しているのが特徴です。
8. かなこレディースクリニック横浜みなとみらい
横浜駅から徒歩6分、みなとみらいエリアにあるクリニック。女性医師による専門的な診療が受けられ、乳腺外科も併設しています。
9. 横浜泉レディースクリニック
横浜市営地下鉄ブルーライン「中田駅」から徒歩2分の駅チカクリニック。産婦人科・乳腺外科を標榜し、低用量ピルにも対応しています。
10. 横浜エムエムクリニック
みなとみらいエリアにあるクリニック。対面診療とオンライン診療の両方に対応しており、WEB予約も可能です。産婦人科専門医による的確な診察が受けられます。
時間を有効活用する選択肢。オンライン診療サービス3選
「クリニックに行く時間すら惜しい」「もっと手軽にピルを始めたい」という方には、通院不要のオンライン診療サービスがおすすめです。「ルナルナ おくすり便」以外にも、特色あるサービスが登場しています。
1. ルナルナ おくすり便
おすすめポイント
- 多くの女性が利用する体調管理アプリ「ルナルナ」提供の安心感
- スマホ一つで診察予約・ビデオ診察・決済まで完結
- 最短翌日にピルが届き、プライバシーに配慮した梱包
- お得で便利な「定期便」プランあり
女性の健康をサポートし続けてきた「ルナルナ」が提供するオンラインピル処方サービスです。使い慣れたサービスの延長で、産婦人科医の診察を受けられる手軽さと安心感が最大の魅力。診察はビデオ通話で行われ、医師に直接相談できます。診察後は最短で翌日にピルが自宅のポストに届くため、忙しい方でも無理なく続けられます。
料金の目安
- 診察料:1,500円(税込)
- 低用量ピル(定期便):2,937円~/月(税込・送料込)
サービス基本情報
項目 | 詳細 |
診療時間 | 提携医療機関による(アプリ内で確認) |
対応 | 低用量ピル、アフターピル、月経移動ピル |
配送 | 最短翌日到着(17:30までの決済完了) |
公式サイト | https://service.lnln.jp/pill |
2. DMMオンラインクリニック
おすすめポイント
- 大手DMMグループが運営する安心感と信頼性
- ピルの価格がリーズナブルで、まとめ買いも可能
- 最短当日発送、バイク便(有料)なら都内最短3時間で到着
- 土日祝日も診療対応
様々なオンラインサービスを展開するDMM.comが運営するクリニックです。大手ならではの安心感と、リーズナブルな価格設定が魅力。数ヶ月分をまとめて処方してもらう「おまとめ便」を利用すると、1ヶ月あたりのコストをさらに抑えることができます。最短当日発送、有料のバイク便を利用すれば都内なら最短3時間で届くなど、スピード感も特徴です。
料金の目安
- 診察料:無料
- 低用量ピル:2,178円~/月(税込・別途送料)
サービス基本情報
項目 | 詳細 |
診療時間 | 平日 8:00~22:00 / 土日祝 8:00~21:00 |
対応 | 低用量ピル、アフターピル、月経移動ピル |
配送 | 最短当日到着(バイク便利用時) |
公式サイト | https://clinic.dmm.com/menu/pill |
3. Oops(ウープス)
おすすめポイント
- LINEで全て完結するシンプルな操作性
- 診察料はいつでも無料で、料金体系がわかりやすい
- 最短翌日にポスト投函で受け取れる
- シンプルなデザインのパッケージでプライバシーにも配慮
「思い立ったら、すぐ相談」をコンセプトに、LINEだけですべての手続きが完結する手軽さが人気のサービスです。診察料は無料で、かかる費用はピルの代金と送料のみというシンプルな料金体系が魅力。診察後、最短で翌日には自宅のポストに届きます。シンプルなデザインの梱包で、家族に知られたくないという方にも配慮されています。
料金の目安
- 診察料:無料
- 低用量ピル:月々プラン 3,278円(税込・送料込)
サービス基本情報
項目 | 詳細 |
診療時間 | 8:00~23:00(日によって異なる) |
対応 | 低用量ピル、アフターピル |
配送 | 最短翌日到着 |
公式サイト | https://oops-clinic.com/pill |
【内容更新】ピルと健康管理に関するQ&A|より快適に服用を続けるために
ピルの服用をより安全で快適なものにするために、知っておきたい健康管理のポイントについて解説します。
Q1. ピルを飲んでいると、乳がん検診は受けたほうがいいですか?
A1. はい、ピルの服用有無にかかわらず、40歳以上の女性は定期的な乳がん検診(マンモグラフィなど)を受けることが推奨されています。
ピルと乳がんリスクの関係については、様々な研究がありますが、最新の見解は以下の通りです。
- リスクのわずかな上昇:ピル服用者は、服用していない人に比べて、乳がんのリスクがごくわずかに上昇する可能性が指摘されています。しかし、これはピルが原因でがんが発生するというよりは、検診機会の増加による発見率の上昇などが影響しているとも考えられています。
- 服用中止後のリスク:ピルの服用を中止して10年以上経つと、そのリスクは服用していない人と同程度に戻るとされています。
医師からのアドバイス
重要なのは、リスクを過度に恐れることではなく、定期的な自己検診(セルフチェック)と、年齢に応じた乳がん検診をきちんと受けることです。ピルを処方してもらっている婦人科で、乳がん検診について相談してみるのも良いでしょう。乳がんについては、日本乳癌学会の一般の方向けページで正しい知識を得ることができます。
Q2. ピル以外に、長期間効果が続く避妊法はありますか?
A2. はい、ピル以外にも、一度装着すれば数年間効果が持続する避妊法があります。代表的なのは「IUD(子宮内避妊具)」と「IUS(子宮内システム)」です。
【IUD・IUSとの比較】
種類 | 低用量ピル | IUD / IUS |
方法 | 毎日1錠服用 | 婦人科で子宮内に器具を装着 |
効果持続期間 | 毎日 | 約3~5年 |
メリット | ・月経トラブル改善などの副効用が多い ・自分の意思で開始・中止できる |
・毎日飲む手間がない ・一度の費用で長期間効果が持続 |
デメリット | ・毎日飲む手間がある ・血栓症などの副作用リスク |
・装着・除去時に痛みや違和感がある ・月経トラブル改善効果はIUSのみ |
毎日の服用が難しい方や、数年間妊娠の予定がない方にとっては、IUDやIUSも有効な選択肢です。どちらが自分に合っているか、婦人科医に相談してみましょう。避妊法の比較については、日本家族計画協会のウェブサイトでも詳しく解説されています。
Q3. ピルで生理の量が減りました。生理用品はどう変えるのがおすすめ?
A3. ピルを服用すると、子宮内膜が厚くなるのが抑えられるため、経血量が大幅に減少することが多いです。これは、月経痛の軽減や貧血改善につながる大きなメリットです。
経血量が減ることで、生理用品の選択肢も広がります。
- 吸水ショーツ:ナプキンが不要で、普段の下着と同じ感覚で過ごせるため、非常に快適です。経血量が少ない日や、ナプキンとの併用で漏れの不安を軽減できます。
- 月経カップ:医療用シリコーン製のカップを腟内に挿入して経血を溜めるタイプ。長時間の使用が可能で、ゴミが出ないため環境にも優しいです。
- ナプキンのサイズダウン:これまで夜用や多い日用を使っていた方も、普通の日用や軽い日用で十分になることがあります。
自分の経血量に合わせて、より快適に過ごせる生理用品を探してみるのも、ピル服用中の楽しみの一つです。フェムテック製品については、経済産業省のウェブサイトでも紹介されています。
Q4. ピルを飲み始める前に、必ず血液検査や内診はするのですか?
A4. いいえ、ピル処方のために、毎回必ず血液検査や内診が必要なわけではありません。
- 問診と血圧測定が基本:最も重要なのは、安全に服用できるかを確認するための問診(既往歴、喫煙習慣など)と血圧測定です。これらに問題がなければ、検査なしで処方されることがほとんどです。
- 血液検査を行う場合:40歳以上の方、血栓症のリスク因子(肥満、高血圧など)がある方、肝機能障害が疑われる場合など、医師が必要と判断した際に行います。
- 内診を行う場合:不正出血がある、腹痛がひどいなど、子宮や卵巣に他の病気が隠れている可能性が疑われる場合に行います。
「検査が怖い」という理由で受診をためらう必要はありません。まずは問診でご自身の状態を正直に伝えることが大切です。ピル処方の流れについては、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の資料も参考にしてください。
Q5. ピルを飲んで太るのが心配です。体重管理のコツはありますか?
A5. 「ピル=太る」というイメージは過去のもので、現在の低用量ピルが直接的に体重を大幅に増加させるという医学的根拠はほとんどありません。
ただし、副作用として一時的にむくんだり、食欲が増したりすることがあります。ピル服用中の体重管理のコツは以下の通りです。
- 塩分を控える:むくみが気になる場合は、塩分の多い食事を避け、カリウムが豊富な野菜や果物を摂るように心がけましょう。
- 「食べづわり」に注意:吐き気(悪心)の副作用が出た際に、何かを食べていないと気持ち悪くなる「食べづわり」のような状態になることがあります。その際は、一度にたくさん食べるのではなく、低カロリーのものを少しずつ口にするなどの工夫をしましょう。
- 適度な運動を習慣に:ウォーキングやストレッチなど、軽い運動を続けることで、むくみ解消や代謝アップにつながります。
もし体重増加が続く場合は、ピルの種類を変更することで改善される可能性もあります。一人で悩まず、医師に相談してみましょう。健康的な食事については、厚生労働省の「食生活指針」が参考になります。
まとめ
今回は、港町・横浜エリアでピルを処方してくれるおすすめのクリニックをご紹介しました。
とにかく時間がない、効率を重視したいという方は、「ルナルナ おくすり便」のようなオンライン診療を積極的に活用するのが賢い選択です。
一方で、駅直結の利便性を活かしたい、女性医師にじっくり相談したいという方は、横浜駅周辺に多数ある、利用者に寄り添うクリニックに足を運んでみましょう。
クリニック選びの4つのポイント
- アクセス:「駅直結」や利用する出口からの近さで選ぶ
- 診療時間:「土日祝・夜間診療」の充実度で選ぶ
- 相談のしやすさ:「女性医師」の在籍や処方方針で選ぶ
- 利便性:「オンライン診療」や予約方法で選ぶ
ピルを上手に活用することは、月経に伴う様々な不調から解放され、仕事もプライベートも自分らしく楽しむためのセルフケアの一つです。この記事が、あなたがより快適な毎日を送るための一助となれば幸いです。