緊急避妊薬7,480円は高い?もっと安く買える方法と価格比較【2026年版】
「緊急避妊薬って7,480円もするの?高すぎない…?」
2026年2月から薬局で処方箋なしに買えるようになった緊急避妊薬「ノルレボ」。待ち望んでいた市販化ですが、1錠7,480円という価格を見て、躊躇している方も多いのではないでしょうか。
特に学生さんや若い世代にとって、急な出費で7,000円以上というのは決して安くない金額です。「もっと安く買える方法はないの?」と探している方もいるでしょう。
この記事では、緊急避妊薬の価格を徹底比較し、安く・安全に入手する方法をご紹介します。
この記事でわかること
・薬局のノルレボ7,480円は本当に高いのか
・海外との価格比較
・安く入手する方法(オンライン診療・産婦人科)
・入手方法別の総費用比較
・絶対に手を出してはいけない方法
ただし、安さだけを求めて危険な方法に手を出すのは絶対にNGです。この記事を読んで、安くても安全な入手方法を選んでください。
緊急避妊薬の薬局価格7,480円は本当に高いのか
まずは、薬局で販売されているノルレボの価格設定について見ていきましょう。
薬局ノルレボの価格設定の背景
2026年2月2日から薬局で販売が開始された緊急避妊薬「ノルレボ」の希望小売価格は、1錠7,480円(税込)です。この価格は、第一三共ヘルスケアがメーカー希望小売価格として設定したものです。
実は、この価格は以前の入手方法と比べると「安くなった」とも言えます。
| 入手方法 | 以前の価格相場 |
|---|---|
| 産婦人科(対面診療) | 10,000円〜20,000円 |
| オンライン診療(ノルレボ先発品) | 9,000円〜15,000円 |
| 試験販売時(2023年〜) | 7,000円〜9,000円 |
産婦人科で処方してもらうと診察料込みで15,000円前後かかることも珍しくなかったため、薬局で7,480円で買えるようになったことは、アクセス改善という点では前進です。
海外との価格比較
しかし、海外と比較すると、日本の緊急避妊薬は依然として高額です。
| 国 | 薬局での平均価格 | 備考 |
|---|---|---|
| アメリカ | 約1,500円 | 病院・学校で無料提供あり |
| フランス | 約1,100円 | 病院・学校で無料提供あり |
| イギリス | 約4,600円 | 病院・学校で無料提供あり |
| ドイツ | 約2,600〜2,900円 | 病院で無料提供あり |
| インド | 約270円 | 病院で無料提供あり |
| 日本 | 7,480円 | 無料提供制度なし |
多くの国では5,000円以下で購入でき、若年者や特定の条件下では無料で提供される制度があります。日本の7,480円という価格は、国際的に見ると高い水準であることは事実です。
厚生労働省への市民団体の提言では、「販売価格を高くとも5,000円以下とし、若年者には無料にするなどの補助を設けること」が要望されていました。今後、価格の見直しや補助制度の創設が議論される可能性もあります。
緊急避妊薬を安く入手する方法
薬局の7,480円が予算的に厳しい場合、他にどのような選択肢があるのでしょうか。安全に、そしてできるだけ安く入手する方法を3つご紹介します。
方法①:オンライン診療でジェネリックを処方してもらう
オンライン診療では、ノルレボの後発品(ジェネリック)である「レボノルゲストレル」を処方してもらえることがあります。
レボノルゲストレルはノルレボと同じ有効成分を含み、効果も同等です。ジェネリックのため、先発品のノルレボより安価に設定されていることが多く、8,000円〜9,000円台で処方されるサービスもあります。
ジェネリック(後発品)とは
先発品(ノルレボ)の特許が切れた後に発売された同等の薬です。有効成分、効き目、安全性は先発品と同じですが、開発費がかからない分、価格が安く抑えられています。
ただし、オンライン診療では薬代以外に診察料や送料がかかることがあります。総費用については後ほど詳しく比較します。
方法②:産婦人科でジェネリックを指定する
産婦人科や婦人科で直接診察を受けて処方してもらう場合も、ジェネリックを指定することで費用を抑えられる可能性があります。
一部のクリニックでは、レボノルゲストレル(ジェネリック)を6,000円〜7,000円台で処方しているところもあります。ただし、これに診察料が加わるため、総費用は薬局と同程度かそれ以上になることもあります。
また、産婦人科は予約が取りにくかったり、土日祝日や夜間は対応していなかったりするため、緊急性が高い場合は向いていないこともあります。
NG:個人輸入・海外通販は絶対ダメな理由
「安く買いたい」という気持ちは理解できますが、個人輸入や海外通販サイトでの購入は絶対に避けてください。
個人輸入・海外通販のリスク
・偽薬のリスク:有効成分が入っていない、または有害物質が混入している可能性
・配送の遅延:緊急避妊薬は時間との勝負なのに、届くまでに数日〜数週間かかることも
・健康被害:偽薬による健康被害が多数報告されている
・法的リスク:医薬品の個人輸入は条件によっては法律違反になることも
・副作用被害救済制度の対象外:健康被害があっても公的な救済を受けられない
インターネット上には「格安」「即日発送」をうたう海外通販サイトがありますが、これらは偽薬のリスクが極めて高く、絶対に利用してはいけません。
緊急避妊薬は、妊娠を防ぐための重要な薬です。効果のない偽薬を飲んでしまえば、望まない妊娠を防げない可能性があります。安さに惑わされず、必ず正規のルートで入手してください。
【価格比較表】入手方法別の費用一覧
ここからは、入手方法別の価格を詳しく比較していきます。
薬局(ノルレボ):7,480円
薬局で購入する場合、価格は1錠7,480円(税込・希望小売価格)で統一されています。
診察料や処方料はかからず、薬代のみの支払いとなるため、追加費用は発生しません。近くに取り扱い店舗があり、在庫があれば、最もシンプルに購入できる方法です。
ただし、薬局ではノルレボ(先発品)のみの取り扱いとなり、ジェネリックを選ぶことはできません。
オンライン診療(レボノルゲストレル):8,000円〜9,000円台
オンライン診療でジェネリックの「レボノルゲストレル」を処方してもらう場合、薬代は8,000円〜9,000円台が相場です。
ただし、これに診察料(0円〜2,000円程度)と送料(0円〜1,000円程度)が加わります。サービスによっては診察料無料のところもあるため、総費用は8,000円〜11,000円程度になります。
オンライン診療(ノルレボ先発品):9,000円〜15,000円
オンライン診療で先発品のノルレボを処方してもらう場合、薬代は9,000円〜15,000円程度です。診察料と送料を加えると、総費用は10,000円〜17,000円程度になることもあります。
先発品にこだわりがなければ、ジェネリックを選ぶほうがコストを抑えられます。
産婦人科(自由診療):8,000円〜20,000円
産婦人科での処方は、クリニックによって価格差が大きいのが特徴です。
レボノルゲストレル(ジェネリック)であれば6,000円〜10,000円程度、ノルレボ(先発品)であれば10,000円〜20,000円程度が相場です。これに初診料(1,000円〜3,000円程度)が加わります。
結局どれが一番安い?総費用で比較
各入手方法の総費用を比較してみましょう。
薬局:薬代のみで7,480円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 薬代(ノルレボ) | 7,480円 |
| 診察料 | 0円 |
| 送料 | 0円 |
| 総費用 | 7,480円 |
薬局での購入は、追加費用がかからないシンプルな料金体系です。近くに店舗があり、営業時間内に行ける場合は、最も安い選択肢になる可能性があります。
オンライン:薬代+診察料+送料の総額
オンライン診療の場合、サービスによって料金体系が異なります。代表的なパターンを比較してみましょう。
| 項目 | パターンA(診察料無料) | パターンB(診察料あり) |
|---|---|---|
| 薬代(ジェネリック) | 8,800円 | 8,000円 |
| 診察料 | 0円 | 1,650円 |
| 送料 | 0円〜550円 | 550円 |
| 総費用 | 8,800円〜9,350円 | 10,200円 |
診察料無料のサービスを選べば、総費用を9,000円前後に抑えられます。
【結論】状況に応じて選ぶのがベスト
価格だけを見ると、薬局での購入(7,480円)が最も安い可能性があります。しかし、以下のような状況では、オンライン診療のほうがメリットがあります。
オンライン診療を選ぶべき状況
・夜間や土日祝日で薬局が閉まっている
・近くに取り扱い薬局がない、または在庫がない
・面前服用(薬剤師の前で飲む)に抵抗がある
・72時間を過ぎてしまい、120時間タイプが必要
・プライバシーを重視したい
緊急避妊薬は、服用が早いほど効果が高くなります。価格差の1,000〜2,000円を惜しんで時間を無駄にするより、確実に入手できる方法を選ぶことが大切です。
価格が安いおすすめオンライン診療3選
ここからは、比較的安価で利用できるオンライン診療サービスを3つご紹介します。いずれも厚生労働省のオンライン診療研修を修了した医師が対応する正規のサービスです。
緊急アフピル(72時間ピル8,800円〜)
緊急アフピルは、婦人科が運営するレディースクリニック外来のオンライン診療サービスです。365日24時間対応しており、深夜や早朝でも診察を受けられます。
72時間タイプのアフターピルは8,800円(税込)から処方可能。診察料は無料のため、薬代+送料のみのシンプルな料金体系です。都市部では最短1時間でのバイク便配送にも対応しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 72時間タイプ | 8,800円(税込)〜 |
| 120時間タイプ | 取り扱いあり |
| 診察料 | 無料 |
| 対応時間 | 24時間365日 |
\ 診察料無料・24時間対応 /
ソクピル(診察料込みで明朗会計)
ソクピルは、LINEだけで診察から処方まで完結できるアフターピル専門のオンライン診療サービスです。24時間いつでも相談可能で、最短3分で診察が終わります。
72時間タイプは8,800円(税込)から、120時間タイプは16,500円(税込)からと、料金も明確に設定されています。関東圏内であれば最短1時間での配送にも対応しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 72時間タイプ | 8,800円(税込)〜 |
| 120時間タイプ | 16,500円(税込)〜 |
| 診察方法 | LINE完結 |
| 対応時間 | 24時間365日 |
\ LINE完結・明朗会計 /
エニピル(スピード診療・幅広い対応)
エニピルは、スマホから手軽に利用できるオンライン診療サービスです。予約不要で、問診に回答すれば最短5分以内に医師から電話がかかってきます。
72時間タイプと120時間タイプの両方を取り扱っており、状況に応じた薬を処方してもらえます。15時までの決済で当日発送、翌日には届く体制が整っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 72時間タイプ | 取り扱いあり |
| 120時間タイプ | 取り扱いあり |
| 診察方法 | 電話 |
| 対応時間 | 10:00〜24:00 |
\ 予約不要・スピード診察 /
安さだけで選ぶのは危険!注意点
最後に、価格だけで選んでしまうと危険なケースについてお伝えします。
個人輸入の偽薬リスク
繰り返しになりますが、個人輸入や海外通販サイトでの購入は絶対に避けてください。
「格安」「送料無料」などの言葉に惑わされて購入してしまうと、以下のようなリスクがあります。
・有効成分が入っていない偽薬
・有害物質が混入した危険な薬
・配送に時間がかかり、72時間を過ぎてしまう
・副作用被害救済制度の対象外
・相談できる医師がいない
数千円を節約するために、望まない妊娠や健康被害のリスクを負うのは本末転倒です。必ず、正規の医療機関やオンライン診療サービスを利用してください。
72時間を過ぎたら120時間ピルが必要
薬局で購入できるノルレボは、性交後72時間(3日)以内に服用する必要があります。72時間を過ぎてしまった場合、ノルレボでは効果が大幅に低下します。
72時間を過ぎてしまった場合
薬局ではノルレボしか購入できないため、対応できません。オンライン診療では、120時間(5日)以内まで効果が期待できる「エラワン」やその同等品を処方してもらえます。72時間を過ぎている場合は、すぐにオンライン診療に相談してください。
120時間タイプは72時間タイプより高価(15,000円〜17,000円程度)ですが、72時間を過ぎた状態で効果の低いノルレボを飲むよりも、確実に効果が期待できる薬を選ぶべきです。
よくある質問(FAQ)
はい、同じです。ジェネリック(レボノルゲストレル)は、ノルレボと同じ有効成分を含み、効果・安全性は同等です。厚生労働省の承認を受けた医薬品ですので、安心して服用できます。
多くのオンライン診療サービスでは、クレジットカード以外にもコンビニ払い、銀行振込、後払いなどに対応しています。サービスによって異なるため、申し込み前に確認してください。
まずは、診察料無料のオンライン診療サービスを利用することで、総費用を抑えられます。また、今後、若年者向けの補助制度が創設される可能性もあります。どうしても費用が用意できない場合は、お住まいの自治体の相談窓口に問い合わせてみてください。
状況によります。近くに取り扱い薬局があり、在庫があれば、薬局のほうが早いです。しかし、夜間や休日、近くに薬局がない場合は、24時間対応のオンライン診療のほうが早く入手できることもあります。都市部では最短1時間で届くサービスもあります。
絶対にダメです。個人輸入サイトで販売されている薬には、偽薬や有害物質が混入したものが多く報告されています。効果がないだけでなく、健康被害のリスクがあります。また、配送に時間がかかるため、緊急避妊薬としての意味をなさないこともあります。必ず正規のルートで入手してください。
まとめ:安くても安全に入手する方法を選ぼう
緊急避妊薬の価格について、入手方法別に比較してきました。
| 入手方法 | 総費用の目安 | メリット |
|---|---|---|
| 薬局(ノルレボ) | 7,480円 | 追加費用なし・シンプル |
| オンライン(ジェネリック) | 8,800円〜10,000円程度 | 24時間対応・120時間タイプあり |
| 産婦人科 | 8,000円〜20,000円程度 | 医師に直接相談できる |
価格だけを見れば薬局が最も安い可能性がありますが、以下の点を考慮すると、オンライン診療のほうがメリットが大きいケースも多いです。
オンライン診療のメリット
・24時間対応で夜間や休日も利用可能
・近くに薬局がなくても全国どこでも対応
・面前服用なしでプライバシーを守れる
・72時間を過ぎても120時間タイプを処方可能
そして何より大切なのは、安さだけを求めて個人輸入や海外通販に手を出さないことです。偽薬による健康被害や、配送遅延による避妊失敗のリスクは、数千円の節約では補えません。
緊急避妊薬は時間との勝負です。迷っている間にも時間は過ぎていきます。安全で確実な方法を選んで、できるだけ早く服用してください。
\ 安心・安全なオンライン診療 /
この記事は2026年2月時点の情報に基づいています。価格は変更される可能性がありますので、最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。緊急避妊薬の服用後は、3週間後に妊娠検査薬の使用または婦人科の受診をお勧めします。
